スタッフ紹介

院長:長沢幸人

  • 昭和49年生まれ
  • 兵庫県出身
  • 施術歴20年
  • 大川カイロプラクティック専門学院卒業
  • 日本カイロプラクティック医学協会(JACM)認定カイロプラクター
  • 疲労回復整体師(疲労回復協会認定会員)
  • 日本JTA協会認定会員
  • 自律神経セラピスト
  • 気導師
  • バランス活性療法師
  • 日本治療協会(JHA)会員
  • 健康管理士一般指導員

地元大学の農学部 応用動物学科(=畜産系)で学び、卒業後はそのまま大学院修士課程に進学。
24歳で修了した後に上京、都内の某検査機関に就職。
残留農薬検査部門・微生物試験関連部門に6年間勤務した後30歳で退職し、整体の世界に入る。

2年間、カイロプラクティックの専門学院に通いながら川崎市の整体院で修行し、施術経験を積む。
カイロ学校を卒業した後は都内中野区のカイロプラクティック院にスタッフとして就職、さらに施術経験を積む。
1年後、三鷹市にて新規開業する分院の院長に就任、そこで3年間勤務。その間も施術経験を積み重ねると共に各種セミナーにも出席し、多様な技術を身に付ける。

平成23年1月に退職、同5月に府中市白糸台にて「府中むさしのだい整体院」を開業。
平成26年1月に調布に店舗を移転して院名を「調布からだメンテ整体院」に変更、現在に至る。

私が整体師になった理由

20歳の頃、当時大学生の私は少林寺拳法部に所属していたのですが、ちょうど神戸の震災の少し後でまだ大学の武道場には避難生活をされている方々がいらっしゃったので、我々はグラウンドを間借りして屋外で稽古をしていました。
板張りではない土のグラウンド、重い靴。
今までと微妙に違う条件で、体のバランスを崩していたのかもしれません。
蹴りの動作で、私の左の太ももの裏~お尻に痛みが走るようになったのはそんな時でした。

とりあえず近場の町病院に行って診て頂くと、「肉離れ」との診断名を頂きました。
湿布を貼っておくように、とのことでした。

でも、湿布を貼っても治りません。
痛みは強くなったり、弱くなったりを繰り返していましたが、完全に消えたりはしません。
一度別の町病院にも行ってみましたが、そこでもやはり肉離れだと言われました。
でも肉離れのハズなのに、なかなか治りませんでした。

オカシイなと思って自分でも図書館で本を借りたりして色々調べてみると、ある一つの可能性に行き当たりました。
・・・坐骨神経痛?
でも、ヘルニアって診断されてないし、もちろん腰も痛くない・・・。
疑問に思いながらも、日常生活ではそんなに不便を感じなかったこともあり、結局はそのまま放置する形になりました。

(ちなみに当時の私は「整体」とか「カイロプラクティック」等の知識は全くなく、それらは「胡散臭いモノ」というイメージしか持ってなかったので、実際はどんなモノか調べてみようともしませんでした。
その時その場に、今の私のような人間がいれば・・・と悔やまれてなりません。
今の私なら、当時の私を救えるのに・・・と。)

そんな感じで騙し騙し2年が経ちました。
私は22歳で大学4回生、部活動は引退したのですが、卒論のための勉強と実験で忙しく過ごしていたところ、いよいよ太ももの裏~お尻が本格的に痛くなってきたのに加え、段々と腰の方にまで痛みが広がってきたので、地域で有名な大病院に行って診察して頂きました。

結果、やはり肉離れではなく、腰の「椎間板ヘルニア」でした。
予想が当たりました。
あんまり嬉しくなかったけど。

その頃になると脚だけでなく腰までかなりの激痛で、立っていても横になっていても、どんな姿勢で何をしていても痛くて痛くて泣きそうでした。

あまりに痛みが酷いので、とうとう入院しました。
初めの約3週間は神経根ブロックなど保存療法で様子を見ていたのですが、良くなる兆しが見えなかったので、手術に踏み切りました。
手術後は3週間で退院したので、結局は計42日間も入院していた計算になります。

退院し、しばらく自宅でリハビリした後、復学しました。
ただし座っているのが辛いので、少し座って机に向かった後は研究室の床にマットを敷いて横になって休憩する、ということを頻繁に繰り返していました。

そんな風に過ごせたり、あと1ヶ月半もの長期間入院出来たりしたのは、ちょうど大学の4回生という比較的時間が自由になるタイミングだったからで、その点は不幸中の幸いでした(研究室の先生方や同期の友人にはご迷惑をお掛けしましたが)。
これがもし社会に出た後だったら、社会人になった後だったら、責任ある仕事を任された後だったら・・・と今思うとゾッとします。

以上のような経験が、私が今の仕事をしている大きな理由の1つになっています。

以前の私と同様に痛みで苦しんでいる人から、その痛みを取り除いてあげたい。

痛みによる時間的・経済的な損失を、受けてしまう前にあらかじめ防いで差し上げたい。

手術を受ける前に、西洋医学以外にも別の選択肢があることを知って頂きたい。

そんな想いで、私は今の仕事を続けています。

・・・ちなみに、現在はおかげ様で痛みは全くなく、疲れが溜まった時などに足の小指が痺れたりする程度です。
もちろん、あんな痛みは二度とゴメンなので、こまめに自分の身体をメンテナンスしています。

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